アートのための英会話
2006 年 6 月 2 日 金曜日
本日のトライアルレッスンは恵比寿で、女性の方でした。
代官山にアトリエをお持ちのアーティストの方で、NYのアーティストとのコラボレーションのために、英語を一から勉強されたいとのお話でした。レッスンは日本語で文法の言葉なども覚えたほうがいいのでしょうか、という質問もありましたが、講師と私からのアドバイスは、以下のとおりです。
1 文法用語がわかる=英語が話せるということではない。
2 文法の中にも、優先順位があって、会話をするために一番初めに覚えたほうが良いことと、後からじっくり覚えたほうがいいことがある。
3 目的によっては、一つずつ基礎からゆっくり固めていくよりも、その目的そのものの英語を学んだほうがいい場合がある。
特に、今回は、お仕事でNYに7月にはいらっしゃるということを伺い、3つめの点については、特別にご提案させていただきました。また、日本語のできる講師をご希望になる初級の方もいらっしゃいますが、結局日本語がわかる講師とのレッスンでは、ついつい日本語に頼ってしまうということもあると思います。もちろん、講師はプロですから、日本語をいつも使うわけではありませんし、必要な時は英語のみで話し続けますが、それでもやはり日本語に頼ろうとしてしまう傾向はあると思いますので、もし本気で英語が話せるようになりたいということでしたら、講師の日本語力には関わらず、常にレッスンの際には英語だけで臨まれるおつもりでレッスンをお取りになることをお勧めいたします。初めは、正しい文が作れなくても、講師の真似をしたり、練習を続けていくうちに、自然な英語を身に付けられると思います。
同行コーディネーター:長松谷