日吉駅: 今日から使えるロールプレイ英会話
この方は職場で外国人の方とのやり取りが増えてきたということで、いつも日本語でやり取りしている内容を英語で伝えたり、相手の話していることを理解するために、ロールプレイをしたいです。と最初からレッスンに求めるものがはっきりされていました。
取り組みが具体的であればあるほど、目標が具体的であればあるほど、達成は速いものです。
講師をいつも接している学生さんに見立ててのロールプレイ。保健センターに来た留学生、何かを英語で訴えています。
講師:Hello, I think I broke my rib. Do you know where the nearest hospital is?
生徒様:…?
肋骨を折ってしまったようなので、近くの病院に行きたいんですが…どこが一番近いですか?という訴え。患者さんにとっては一大事ですが、これをさらーっと英語で言われても、リスニングが鍛えられていないとなかなか聴き取れないものです。
バイリンガルの講師が意味を日本語で説明し、生徒様が理解したところで次のシーン。
生徒様:Do you have your insurance card?
講師:I think I do. What does it look like?
生徒様:…?
こうして字面で見ると意味はわかるかもしれませんが、ネイティヴの速さでは簡単な文章でも聞き漏らしてしまうこともしばしば。保険証はどんなものですか?という質問なので、形や色、大きさなどを説明すればOKですね。
ということで答えとしては、このぐらいの大きさで…It’s about this size(手でジェスチャーしながら)色は様々…there are many colors of them…などが考えられます。
このように、普段日本語で話している内容を英語にしてみる、という作業を繰り返し、また日常的に実践することによって、どんどん身につけていって下さいね。
コーディネーター: 今田