コーディネーターの頭の中
今日のトライアルレッスンは自由が丘で、30代の女性の方でした。
今までも英会話レッスンをお受けになったことがあるとのお話でしたが、いつも緊張してしまうのでなかなか言葉が出てこないとのこと。始めは先生の質問にも短い言葉で、ご質問も難しそうでした。固くなっていらっしゃるな、ということが隣で拝見していても感じられたので、トライアルレッスンで生徒さんの緊張をほぐすため、できるだけ簡単な会話をお願いしようと先生に英語で電話をかける方法を教えて、と頼んでみました。実際、Hello.とThis is ~.という表現。生徒さんも絶対わかるはず、、、。と思っていると、先生の質問の仕方も面白く、「もしもし、、、は英語でなんというでしょう？」などとまるでクイズのよう。次第に、自信を持たれたのか、生徒さんも笑顔で答えていらっしゃいました。簡単すぎるかも、とも思いましたが、ともかくなごやかな雰囲気を作り出すことに成功。さらに先生の冗談やレッスンの内容などの話が進むにつれ、生徒さんもだいぶリラックスなさったご様子で、最後にはご自分から積極的に質問もなさり、先生としっかりコミュニケーションをおとりになっていました。
またリクエストでは、日常会話を学びたいとのご希望でしたが、具体的にどんな英語を学ぶのか、これも先生に伝えるのはとても大切なこと。先生からの説明がひとしきり終わった後、日本語で確認。さらにいろいろと質問をさせていただくと、今回の目標は具体的には海外旅行（買い物、予約、道をたずねる、忘れ物について話すなど）が楽しめるようになったり、外国人に道案内してあげられるようになったり、外国人の友達を作れるようになったりできるようになることとのこと。具体的な目標がわかったところで、先生の提案してくれたレッスンプランに、さらにロールプレイを盛り込んでもらうことになりました。
また、お申し込みが終わった後も、自宅学習の方法について、熱心にご質問いただき、できるだけ効果的な勉強法をご提案させていただきました。4技能全て伸ばしていきたいとのお気持ち、大切になさっていただきたいなと思います。
今回は、トライアルレッスン中コーディネーターが考えていることを、一例ですが少々ご紹介致しました。
同行コーディネーター:長松谷